セクション 3 で説明されている利用可能なすべての保護機能とロジック機能は、216VC62a プロセッシング ユニットにソフトウェア モジュール ライブラリとして保存されます。
有効化された機能に関するすべてのユーザー設定と保護構成(保護機能へのI/P信号およびO/P信号(チャンネル)の割り当て)もこのユニットに保存されます。ソフトウェアはオペレータプログラムを使用してダウンロードされます。特定のプラントに必要な保護機能とそれに関連する設定は、ポータブルユーザーインターフェース(PC)を使用して選択および保存されます。有効化された機能ごとに、処理装置の利用可能な全演算能力の一定割合が消費されます(セクション3を参照)。
プロセッサユニット216VC62aは425%の演算能力を備えています。216VC62aは、変電所監視システム(SMS)および変電所自動化システムにおいて、プロセッサとしてだけでなく、インターベイバス(IBB)へのインターフェースとしても使用されます。使用可能な通信プロトコルは、SPAバス、LONバス、MCBインターベイバス、MVBプロセスバスです。
SPAバスインターフェースは常時利用可能です。LONおよびMVBプロトコルはPCカードで転送されます。216VC62aのメモリへの電源供給は、中断時でもゴールドコンデンサによって維持されるため、イベントリストと障害記録データはそのまま保持されます。障害記録データは、216VC62aの前面インターフェースまたはオブジェクトバスを介して読み取ることができます。データは評価プログラム「EVECOM」を使用して評価できます。RE. 216の内部クロックは、SMS/SCSシステムのオブジェクトバスインターフェースまたはラジオクロックを介して同期できます。B448CバスからのI/P信号(チャネル):
デジタル化された測定変数:一次システムの電流と電圧、ロジック信号:外部I/P信号、24V補助電源、B448Cバスとのデータ交換。B448CバスへのO/P信号(チャンネル):選択された保護機能およびロジック機能からの出力信号、選択された保護機能およびロジック機能からの出力信号、B448Cバスとのデータ交換。I/Oチャンネルの名称はI/Oユニットの名称と同一です(表2.1参照)。ユニットの主要コンポーネントは以下のとおりです。
216VC62A HESG324442R13
投稿日時: 2024年9月27日