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FEM100 モジュールの設計 FEM100 モジュールはコンパクトな設計で、電子機器を物理的に保護するために頑丈な押し出しアルミ製の外装を備えています。 DIN レールに取り付けられたフィールドバス機器の取り付け用に特別に設計されたエンクロージャは、ISA 標準 S71.04 に従った厳しい環境まで、FEM100 モジュールに対してさまざまなレベルの環境保護を提供します。 FEM100 は、電源を落とさずに拡張ベースプレートから取り外したり交換したりできます。 FEM100 の前面に組み込まれた発光ダイオード (LED) は、モジュールのフィールドバス通信アクティビティとモジュールの状態を示します。 FEM100 は、5 ページの図 3 に示すように、2 Mbps HDLC フィールドバスを介して FCP270 と通信します。 高可用性 2 台の FEM100 モジュールにより、拡張フィールドバスの冗長性が確保され、非常に高いサブシステムの可用性が維持されますFEM100 モジュールが故障した場合、故障したモジュールが交換されるまで、FCP270 は利用可能な FEM100 モジュールがあるバスへのすべてのトラフィックを切り替えます。どちらのモジュールも、他のモジュールへの入力または出力通信を妨げずに交換できます。 拡張ベースプレートの取り付け FEM100 モジュールは、2 スロットまたは 4 スロットの拡張ベースプレートに取り付けます。これらのベースプレートは DIN レールに取り付けられ、垂直方向にのみ取り付けられます。これらのベースプレートには、FEM100 用の信号コネクタ、冗長化された独立した DC 電源接続、および 2 Mbps HDLC 拡張フィールドバスへの 4 つのケーブル接続が含まれます。2 スロット拡張ベースプレートには、FCP270 への冗長 I/O ケーブル接続が含まれます。1 つのコネクタは A バスと B バスの両方をサポートし、もう 1 つは終端されています。あるいは、両方のコネクタをフィールドバス スプリッタ/ターミネータ (RH926KW (P0926KW の後継)) と組み合わせて使用することもできます。 4スロット拡張ベースプレートには、フォールトトレラントなFCP270と光ファイバースプリッター/コンバイナーのペアをマウントするためのスロットが2つあります。これらのベースプレートの詳細については、標準200シリーズベースプレート（PSS 31H-2SBASPLT）を参照してください。モジュールフィールドバス通信拡張ベースプレートは、2Mbpsモジュールフィールドバスをサポートしています。2Mbpsモジュールフィールドバスに接続することで、すべての200シリーズI/O FBM、Siemens APACS+™、およびWestinghouseの競合移行モジュール（7ページの「サポート対象デバイス」を参照）と通信できます。2Mbpsモジュールフィールドバスは冗長化されており、すべての200シリーズモジュールはAバスとBバスの両方でメッセージを送受信できます。