AI835/AI835Aは、熱電対/mV測定用の差動入力チャンネルを8つ備えています。チャンネルごとに設定可能な測定範囲は、-30 mV~+75 mV(リニア)、または熱電対タイプB、C、E、J、K、N、R、S、T(AI835Aの場合はD、L、U)です。
チャンネルの1つ(チャンネル8)を「冷接点」(周囲温度)測定用に設定し、チャンネル1~7のCJチャンネルとして使用できます。接点温度は、MTUのネジ端子で直接測定することも、デバイスから離れた接続ユニットで測定することもできます。
あるいは、モジュールの固定ジャンクション温度をユーザーが(パラメータとして)設定するか、AI835Aの場合はアプリケーションから設定することもできます。CJ温度測定が不要な場合は、チャンネル8をチャンネル1~7と同様に使用できます。
特徴と利点
- 熱電対/mV用の8つの差動入力チャネル。
- チャネル8はCJチャネル(4線式Pt100 RTD)として指定できます。
- 以下の特性を持つ熱電対各種: AI835A の場合は B、C、E、J、K、N、R、S、T、D、L、U
- 15ビット分解能(A/D)
- 入力は断線または開回路の有無を監視する